ついに引越しの準備をはじめました…
つくづく,引越し屋泣かせの部屋だと思います。なぜなら,荷物の6~7割(もっと?)が書籍だから。
引越しの見積もりに来る営業の方に毎回言ってしまうのですが,ぼくは学生のとき引越しのバイトをしていて,どんなお宅の引越しが辛かったか,っていうと,こりゃあもう書籍(およびCD,LPなど)の多いお宅なんですね。ダンボール箱が死ぬほど重くなるし,重いと運ぶときすべるし。だから嫌がられるでしょうね,と。お気持ちお察しします,と。
運ぶほうもイヤかもしれませんが,引越し依頼する側,つまりぼくもですが,辛い。
何がツラいって本の箱詰め。
なんでか。
それはね,本の大きさが違うからなんですよ!!
特に洋書!
全く大きさバラバラですよ,奥さん。縦が揃えば奥行きが揃わないし。妙に細長い本もあれば,横長の本もある。
同じ出版社の本なら同じだろうと思われるかもしれませんが,そんなことはありません。Cambridge University PressとOxford University Pressの本なんか本ごとに大きさ違うんじゃないかって,腹が立って仕方がありません(笑)。
大きさが大体同じなのはSpringerの本だけですけど,それも時代によって違いやがる。70,80年代の本と90年代入ってからの本は大きさ違うよ。
それに比べ,日本の本のなんと行儀の良いことか。
ジャンルが変わっても,寸法の規格が統一されているため,同じ大きさの本がほとんど。中にはイレギュラーなものもありますが,まあそんなに逸脱はしていない。
というわけで,今日はとりあえず和書を大きさで分類する作業をしていたわけですが,やっていて面白いことを発見しました。
それは,
(1)物理数学One Pointシリーズ(共立出版)
と,
「Monster」とか「Masterキートン」とか「天才柳沢教授の生活」とか青年マンガ誌単行本
と,
『フランスのガリマール社最大のプロジェクト「ガリマール発見双書」を原本とし、歴史、考古学、音楽、科学など人類の「知の遺産」を豊富なカラー図版とともに、解説。』でおなじみ(?)の創元社の知の再発見双書シリーズ
と,
Voice of Wonderlandシリーズ
と,
岩波テキストシリーズ
と,
新潮選書,朝日選書
が同じ大きさだということ。...なんだこの並びは。特に物理数学One Pointシリーズってすごく小さな本に見えるけど,「Masterキートン」の単行本と同じ大きさなんだよね~~意外。
(2)ソフトカバーの専門書はどんな出版社でも大体同じ大きさなのですが,「廃墟探索系」の本も,出版社が変わっても大体この大きさなんだよね。。。専門書なのか?
だから,「機能性流体・知能流体」なんて本の横に「廃墟の歩き方」と「廃墟探訪」とかがあったりする。いや~,ご主人。いい~,荒廃具合ですね~
ま,本の判型について調べれば当然見つかるべき事実なんですけど,改めて発見してみると,その組み合わせが面白いって話でした。
1 件のコメント:
本当にお疲れ様です・・・。
本をつめる作業は若干テトリスとかパズルゲームを思いだします~
私は日本の書籍ばかりなので全然もんだいなっしんぐぅ~~です♪
でも、本当に大変ですよね・・・・お手伝いします!!!!!
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