2008年4月26日土曜日

げき☆つう

正確には一昨日の夜,激痛は突如来た。

この歯の痛みはね,最高級です。いままでいろいろと痛い思いをしてきましたが,ここまで痛くて耐え切れないのははじめてかも知れん。あまりに痛くて腹が立ち,夜中叫びましたからね。

次の日も痛かったんだけど,授業の間とか仕事している間はそれなりにこらえられる。痛みも弱いような気がする。緊張しているからなのかなぁ。

でもですね,夕飯を食べに行ってほっと座ったとたん,猛烈な激痛です。脂汗…。何で痛いのを我慢すると脂汗が出るんだ?意味が分からん。

あ,あと,痛いって感覚は痛い以外の何物でもないですね。痛いのを我慢しながら,痛いというのはどういう感覚なんだろう,と自ら探求してみるのですが,痛みに耐えるのみで「あー,痛いなぁ。腹の痛さとは違うなぁ」ぐらいしか分からず。夜になると目が見えなくなるし,早く解放されたい~という感覚しかありません。

んで,歯医者に駆け込み,緊急神経除去開始。怖いなぁ,と思いつつ,麻酔をされ,歯医者さんの

「痛かったら左手を挙げてくださいね~」

に「挙げても無視するのでは?」という恐怖。

がりがりやった後に,歯科助手さんが

「では神経抜きますよー。これ持って下さいね~」

とケーブルのついた変な棒を左手に持たせてきました。その瞬間,

「えー,こいつを左手に持たせるということは,ぼくはもはや痛みを主張することもまかりならんということか? 痛かったらこいつを思い切り握って耐えろ,という意味か?」

と恐慌に陥りました。

でも違いました。アースでした。今って,電気で神経を焼き切る?のね。

ぴっ,ぴっ,ぴっ,ぴー

となった瞬間に歯の中にある導線にぴりりと電流が流れます。

ほとんど痛くありません。でも痛くないわけでもない。なんか嫌な痛さ。前フリの「ぴっ,ぴっ,ぴっ」って音があるから「次ピリッと来る!」と覚悟できるので,これはいいですね。きっとこの音は装置の機能としては何の意味も無いだろうけど。

きっとこの神経を除去する新しい装置を開発したときに,

「これ音が無くていきなりピリッと来るとイやですね」
「じゃあ,機能としては意味ないですけどビープ音付けますか」

とか決まったんだろうな。

まさに人間工学。

そして,おかげさまで今日はほとんど痛くありません。歯医者も進歩している…

1 件のコメント:

レイチ さんのコメント...

大丈夫ですか?本当に大変だったんですね・・・・。
緊張しているときって意外と痛みを感じないものなのですねぇ。うんうん。
私も先日、足の甲が痛んだので病院に行きましたが、どうもお医者様を前にすると緊張してしまい、痛みはどこですか?ときかれてもさっきまで痛かった場所が分からなくなります。そして結局、「精神的なものですね」といつも言われます。
それにしても、歯医者さんって凄いですよねぇ~最近の医療って凄いですよねぇ~