「磁気と生体(6)」に修正があります。
「皮膚の表面温度の上昇がなかった」という論文として,
H.N. Mayrovitz, E.E. Groseclose, M. Markov, A.A. Pilla
Effects of Permanent Magnets on Resting Skin Blood Perfusion in Healthy Persons Assessed by Laser Doppler Flowmetry and Imaging
Bioelectromagnetics 22, 494-502 (2001).
を紹介しましたが,この中で実験で用いられている永久磁石として
「実験に用いられている磁石は, 0.1テスラ(1000ガウス)の磁束密度をもつ45×22mmの大きさのディスク状の磁石です。実際に商品として売られているものだそうです。実験は二重盲検法で行われており,シャムは同じ見た目・大きさ・重さの非磁性セラミックとのこと。」
と紹介しましたが,これは間違っておりました。よくよく読むと,磁石は2種類使っていて,
(1)一つは,28×17.8㎝のパッドの中に,45×22mmの長方形の磁石を16個等間隔に並べたもの
(2)もう一つは,直径4㎝で厚さが1㎝のディスク状の磁石
でした。結構でかい。
磁束密度ですが,
(1)は長方形の磁石については,磁石表面では0.1テスラであるものの,パッド表面では0.05テスラ(500ガウス)
(2)は表面で0.1テスラ
とのことです。
以上,修正です。すみませんでした。
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