2010年3月28日日曜日

はやぶさ

ひさびさだなぁ,と思ったら年明け最初のエントリーかい…
どーも,今年の年度末は気分的に落ち気味で辛いところです。

でも,本日感動的なニュースが一つ。

それは,JAXAの誇る小惑星探査機「はやぶさ」が地球帰還軌道に乗ることに成功した,というニュースです。

すばらしい…涙が出ます。

ウィキペディアの記事が非常に充実していて一見の価値アリ,ですので詳しいことはそちらをご参照ください,ですが,「はやぶさ」のすごいところは,小惑星表面への着陸・離陸(地球外天体では月以外の天体への離着陸という意味でも世界初)を始めとして数々の世界初の試みを行いつつ,そして恐ろしい数のトラブルに見舞われつつ,それらの失敗をある程度「織り込み済み」として,関係者のものすごい努力で様々な解決策・代替策を練りまくって克服していったところです。

こんなに壮絶なミッションってなかなかないぜ。アポロ計画だけじゃないよ,すごいのは。はやぶさだってスゴイぞ。

とかいいつつ,ぼくは池田圭一著「失敗の科学」(技術評論社,2009)を読んで,初めて「はやぶさ」計画の壮絶さに気付いた次第で,誠に恥ずかしい限りなのですが。

せめて,「はやぶさ2」にがっつり予算付けようよ,政府さん…

NASAが同様の計画をJAXA見積もってる「はやぶさ2」の4倍の予算付けてはじめてるんだぜ…