2008年11月30日日曜日

本のサイズ

ついに引越しの準備をはじめました…

つくづく,引越し屋泣かせの部屋だと思います。なぜなら,荷物の6~7割(もっと?)が書籍だから。

引越しの見積もりに来る営業の方に毎回言ってしまうのですが,ぼくは学生のとき引越しのバイトをしていて,どんなお宅の引越しが辛かったか,っていうと,こりゃあもう書籍(およびCD,LPなど)の多いお宅なんですね。ダンボール箱が死ぬほど重くなるし,重いと運ぶときすべるし。だから嫌がられるでしょうね,と。お気持ちお察しします,と。

運ぶほうもイヤかもしれませんが,引越し依頼する側,つまりぼくもですが,辛い。

何がツラいって本の箱詰め。

なんでか。

それはね,本の大きさが違うからなんですよ!!

特に洋書!

全く大きさバラバラですよ,奥さん。縦が揃えば奥行きが揃わないし。妙に細長い本もあれば,横長の本もある。

同じ出版社の本なら同じだろうと思われるかもしれませんが,そんなことはありません。Cambridge University PressとOxford University Pressの本なんか本ごとに大きさ違うんじゃないかって,腹が立って仕方がありません(笑)。

大きさが大体同じなのはSpringerの本だけですけど,それも時代によって違いやがる。70,80年代の本と90年代入ってからの本は大きさ違うよ。

それに比べ,日本の本のなんと行儀の良いことか。

ジャンルが変わっても,寸法の規格が統一されているため,同じ大きさの本がほとんど。中にはイレギュラーなものもありますが,まあそんなに逸脱はしていない。

というわけで,今日はとりあえず和書を大きさで分類する作業をしていたわけですが,やっていて面白いことを発見しました。

それは,

(1)物理数学One Pointシリーズ(共立出版)
と,
「Monster」とか「Masterキートン」とか「天才柳沢教授の生活」とか青年マンガ誌単行本
と,
『フランスのガリマール社最大のプロジェクト「ガリマール発見双書」を原本とし、歴史、考古学、音楽、科学など人類の「知の遺産」を豊富なカラー図版とともに、解説。』でおなじみ(?)の創元社の知の再発見双書シリーズ
と,
Voice of Wonderlandシリーズ
と,
岩波テキストシリーズ
と,
新潮選書,朝日選書
が同じ大きさだということ。...なんだこの並びは。特に物理数学One Pointシリーズってすごく小さな本に見えるけど,「Masterキートン」の単行本と同じ大きさなんだよね~~意外。

(2)ソフトカバーの専門書はどんな出版社でも大体同じ大きさなのですが,「廃墟探索系」の本も,出版社が変わっても大体この大きさなんだよね。。。専門書なのか?

だから,「機能性流体・知能流体」なんて本の横に「廃墟の歩き方」と「廃墟探訪」とかがあったりする。いや~,ご主人。いい~,荒廃具合ですね~

ま,本の判型について調べれば当然見つかるべき事実なんですけど,改めて発見してみると,その組み合わせが面白いって話でした。

2008年11月28日金曜日

そういえば

先週tys,tys騒いでいましたが,あろうことか,tysの番組に出てしまいました。

本社ビルの記事書いていた時は出るなんて思いもよりませんでしたが。いやいや,大学にテレビ局が取材に来るらしいとは聞いてましたが,とある人物がKRYだとか言ってたし。違うじゃん。

テレビに出たとは言え,一瞬でしたし,クリーンウェア着てたから,絶対誰だか分かりませんね。

でもtysのレポーターさんが,
「これからクリーンルームに入ります!」
とかテレビカメラに向かって妙に気合入れてのたまわっていたとき,そのカメラの死角にぼく立ってたんだよな~,とテレビを見ながら思いました。

それだけ

2008年11月27日木曜日

どうして

「慙愧に堪えない」

「非常に残念です」
という意味で使う人が,お偉い方々の間で後を絶たないのでしょうか。。。単に「とても残念で仕方がありません」とか平明に言えばいいのに。

ぼくも良く誤用をしますが,気づいた際には慙愧の念に堪えません。

2008年11月21日金曜日

生誕100周年

おぉ,あと一週間でクロード・レヴィ=ストロースの生誕100周年じゃないですか!

しょうもないウンチクですが,この構造主義の祖の名前(姓)は,某有名ジーンズメーカーと同じなんですねぇ。(ウィキペディアにはちゃんと書いてある笑)

「あぁ,501? 構造主義ね。アーベル群ね」

とか言えば,嫌われること間違いなしです。
(可換なジーンズとは,裏表使用可能なのか,前後使用可能なのか)

ちなみに,ご存命です。(!)

生誕110周年

Googleのロゴで知ったのですが,ルネ・マグリットの110回目の誕生日ですね。

今,すごく好きな画家というわけではないのですが,中学校の時に美術の教科書で見て,一番最初に好きになった画家です。何にも考えていないような空とモチーフ。

にしても,奥さんと写っている若い頃の写真,すごくいい写真だな~

撮った人も上手いのかもしれないけど,(それほどすごく波乱万丈というわけでもない)お二人の生涯と合わせて考えると,なんだかすごく幸せな気分になる写真ですね。

2008年11月18日火曜日

笑ってしまったウィキペディア記事(その2)

あら,「テレビ山口 社屋」の写真が更新されている。。。

いずれにしても,「赤坂サカス」,「汐留シオサイト」というライム(ちぇけらー)な世の中,「山口山の中」を体現しているテレビ山口の社屋なわけです。

それはさておき。

べつのとある記事中に,
「また、地域の風水を破壊している可能性も危惧されている。」
と書いてあり,これまた爆笑。

。。。これは,ウィキペディアには珍しい高度な諧謔精神の表れと言えましょう。これがアンサイクロペディアの記事ならあんまり面白くないかもしれないわけで。

2008年11月17日月曜日

見に行きたい,っていうか見に行く

日曜日にぼんやりと「新日曜美術館」を見ていて,初めて知った作家(画家)の絵に大きく心惹かれてしまいました。(ときに『心惹く』なのだろうか,『心魅く』なのだろうか)

その画家は,ヴィルヘルム・ハンマースホイです。デンマークの作家です。

ぼくは,フェルメール,デ・ホーホなど17世紀オランダ絵画(黄金時代)が大好きなのですが,またそれとは別にエドワード・ホッパーも大好きで,これらの絵にぼくが共通して惹かれてしまうのは「空気」の描き方だと思っています。

んで,テレビ越し,インターネット越しですが,このハンマースホイの描く「空気」も好みです。こりゃあ,実物見ないと後悔する!!

国立西洋美術館で日本初の大規模回顧展をやっているじゃありませんか…うへ,12月7日までかよ…何とか見に行きてぇ。

もう一つは,ここ山口県立美術館で開催中の「運慶流展」。仏像です。以前も書きましたが,ぼくは仏像でも天部像が好きで,時代としては平安後期~鎌倉の時期の武士階級の台頭に伴って仏像の写実様式がどんどん完成していく頃のものが好きです。

運慶はまさにその時期の方ですな。

これはもう,見に行かないと。

芸術の秋,とかティンプーにおわします先日戴冠した若いブータン国王は容姿端麗で大人気らしいね,じゃなくて陳腐なことも言いたくなります。

2008年11月13日木曜日

tys

ってどんな略称だろ,と思っていたら,
「Television Yamaguchi Broadcasting Systems」
だそうです。

「B」はどこへ…??

。。。とWikipediaを見ていたら,
「テレビ山口 社屋」
の写真があり。。。

・・・・・・・

しばし絶句+爆笑。

・・・・・・・

山口は,良いところです。